格安SIMの中でも柔軟さがウリ、それがイオンモバイル
今より1年前、2020年秋冬頃まで通信料金を下げるなら格安SIMしかほぼ選択肢がなかった。
しかしUQモバイルやYモバイルの新プランの値下げ、さらにahamoを始めとしたオンライン専用プランの登場で通信料は軒並み下がった。
緩やかに役目を終えようとしている格安SIMが生き残るには"特色"が必須の環境となった。
そのなかでも色を放つのがイオンモバイルである。
そのイオンモバイルが一律値下げに踏み切ったので本記事で紹介する。
0.5GB~50GBまで幅広いプランが用意されている
0.5GB,1GBから10GBまで1GB単位で、12GB,14GB,20GB,30GB,40GB,50GBの大容量プランも用意されており幅広いニーズに対応している。
最低料金は0.5GBの音声プランの1,023円(データプラン最低料金は1GB/528円)となっている。
今のままでも十分安いプランが用意されているが、10月1日から価格改定が入り一律税込み220円値下げとなる。
最低料金は0.5GBの音声プランの803円、2GBでも968円となり月額1,000円を下回る。
毎月の容量は何度でも無料で行うことができる。
現プラン契約者でも10月1日以降は値下げされた料金が適応される。やさしいぞイオンモバイル
料金プラン
https://aeonmobile.jp/plan/
料金改定(値下げ)と新サービスのお知らせ
https://aeonmobile.jp/amlp/news_20210812_release/
ドコモ回線とau回線の2つのキャリアに対応している
回線を借りて運営している格安SIM各社だが、イオンモバイルはドコモ回線とau回線が使用可能となっている。
今まで使っていたスマホを気軽に流用できるのはありがたい点。
対応端末は以下でチェック
動作確認端末一覧
https://aeonmobile.jp/devicelist/
SIMロック解除が必要な場合もあるので必ず確認しよう。
格安SIMの中でも珍しい、店舗での申し込みやサポートにも対応
イオンモバイルは全国にあるイオンの店舗を生かして、全国のイオン200店舗以上で申し込みやプラン変更ができる。
故障修理受付も対応しており、よくわからない人でもイオンに行けばサポートを受けられる。
買い物のついでにスマホの相談やプラン変更ができ、非常に便利だ。
もちろんWEBでも申し込みが可能で、更に初期設定まで完了して送られてくる。
端末が届いたらすぐに使えるのも、非常に親切。
低価格帯でここまでのサポートは受けられる格安SIMは類を見ないレベル
他の格安SIMでもおなじみの特徴もあり
ほかの格安SIM(MVNO)でもおなじみの仕様も用意されている。
- 5分/10分かけ放題
5分かけ放題が月額550円(税込)、10分かけ放題が月額935円(税込)
5分か10分どちらかしか選べないSIMが多いが選べるのは非常に使い勝手がいい。
また10月から時間制限なしのフルかけ放題/月額1,650円(税込)も登場する。 - 高速通信は翌月末まで繰越OK
毎月の容量を何度でも変更できるのは前述の通りだが、余った高速通信容量も繰り越せる。
仮に高速通信容量が余ってしまっても、プラン変更を余裕をもって行うことができる。 - 高速通信オン・オフ機能
専用アプリで高速通信オン・オフを切り替えることが可能。
高速通信をオフにすると通信速度が最大200kbpsに制限されるが、高速通信容量を消費しなくなる。
データ節約に便利な機能。 - 解約金や契約期間縛りなし
2年縛りや高額な解除料などは発生しない。
複数枚のSIMを活用できる、「シェアプラン」もある
最大5回線まで高速通信容量を分け合えるシェアプラン。
使い方によっては1枚ずつ契約するよりお得になる可能性もある。
こちらも先ほどの画像を見てほしい。
またこれとは別にSIM1枚につき初期費用3,300円(税込)が発生する。
料金例を以下に示す。
- シェアプラン20GB+音声SIM+音声SIM+音声SIM(家族4人で20GBシェアを想定)
シェアプラン料金 月額2,508円(税込)+ 音声SIM 月額220円(税込)+ 音声SIM 月額220円(税込)+ 音声SIM 月額220円(税込)
合計 月額3.168円(税込)
契約事務手数料3,300円(税込)×SIM4枚 = 13,200円(税込)
単純計算になるが一人当たり5GBを月額792円(税込)で利用することができ、単独で契約するよりお得になる。 - シェアプラン4GB+データSIM(一人でスマホとタブレット運用を想定)
シェアプラン料金 月額1,518円(税込)+データSIM 0円
合計 月額1,518円(税込)
単独で契約する、音声プラン2GB/月額1.188円(税込)+データプラン2GB/月額748円(税込)= 月額1,936円(税込)よりも安くなる。
シニア向けプラン、「やさしいプラン」
やさしいプランの料金
60歳以上のシニア限定だが、やさしいプランに加入できる。
これらのプランは最大500kbpsに速度が常時制限されるが、その分月額料金を安く抑えられる。
地図表示やLINE、天気やニュースなどの閲覧しかしない方には問題なく使えるプランとなっている。
この優しいプランも10月1日から値下げとなっている。
やさしいプランにもシェアプランがある。
シェアプランを選択すればさらに節約することができる。
シェアプランは2枚目以降のSIM、音声SIM1枚月額220円(税込)、SMS付きSIMが月額154円(税込)、データSIMは追加料金なしで利用できる。
ただし、SIM1枚につき初期費用3,300円(税込)が発生するので注意。
以下に料金例を示す
- やさしいシェア音声プランM.[6GB]+音声SIM一枚の場合(シニア夫婦2人を想定)
シェアプラン料金 月額1,518円(税込) + 音声SIM 月額220円(税込) = 1,738円(税込)
契約事務手数料3,300円(税込)×SIM2枚 = 6,600円(税込) - やさしいシェア音声プランL.[8GB]+音声SIM一枚の場合+データSIM
シェアプラン料金 月額1,738円(税込) + 音声SIM 月額220円(税込)+データSIM 0円 = 1,738円(税込)
契約事務手数料3,300円(税込)×SIM3枚 = 9,900円(税込)
動画など大容量通信を行う方はほかのプランを検討しよう。
さらにやさしいプランならサポートも充実
10分かけ放題にスマホの電話サポートもついてくる。
スマホの操作はちょっと自信ないな…って方も月額935円(税込)で安心を買うことができる。
元々店頭サポートもあるので、電話でのサポートも必要かどうか検討しよう。
やさしいプラン
https://aeonmobile.jp/plan/yasashii_plan/
やさしい端末もある
簡単モード搭載のやさしいスマホ2も9月1日から発売している。
やさしいガイドブック付き。
ちゃんと使えるか不安、速度も気になる人向けの「おためし」
20歳以上、全国のイオンモバイル店頭限定にはなるが、スマートフォンの貸し出しサービスがある。
速度やエリアが不安な人にも安心な仕様。
問題なければ返却と同時に契約もできる。店頭があるのはやはり強い。
イオンモバイル無料貸し出しサービス
https://aeonmobile.jp/about/free_trial/
通信速度は格安SIM品質、通信の込み合う時間は弱い
イオンモバイルのホームページで、実際の通信速度測定結果が公開されている。
一例としてau回線の平日の通信速度を紹介する。
やはりお昼の休憩時間、夕方の退社時間は通信が込み合うのか極端に速度が低下している。
ドコモプランでも速度低下はあるので注意する必要がある。
お昼休みに動画を見る等通信速度が要求される使い方はできない。
その他、詳細な通信速度が気になる方は以下でチェックしてほしい。
参考速度の計測結果について
https://aeonmobile.jp/effective-speed/
店頭でもWEBでも契約でき、契約前の不安解消から契約後のサポートまで充実している
おためしも可能であり、全国のイオンでのサポートが充実。
プランも沢山あるので不慣れな人方やシニア、通信に理解のある人まで幅広く受け入れ体制が整っているイオンモバイル。
この記事を読んで気になった方は以下からホームページで確認してほしい。
この記事を読んでもよくわからん!って方は無理せずにイオンで相談して納得してから契約してほしい。
参考元
イオンモバイルホームページ
いつもの
記事の正確性については細心の注意を払っておりますが
通信サービス契約の際は、契約内容をよく読んでから契約して下さい。
当サイトでの保障はできかねます。
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