Linux データベース

Ubuntu, MariaDBで日本語がコピペできない。Tera Termにて日本語の部分だけが省かれて入力されてしまう問題を解決した話。

コトの発端

さて、MariaDBのデータベースにテストデータでも流し込むか。。。

Insert into T_TEST values (1, 'あいうえお')

上記のクエリをTera TermでMariaDBのコンソールにコピペしたところ。。。。

Insert into T_TEST values (')

というように日本語が入力されず、前後の部分もおかしくなる問題が発生した。

これではテストデータを入力できない。

あと、MariaDBのコンソールだけでなく、bashに打ち込んでも表示がおかしくなるね。

環境

サーバ:GMOクラウドVPS

OS:Ubuntu 20.04 LTS

DBMS:MariaDB 10.3.31-MariaDB-0ubuntu0.20.04.1

調査編

Ubuntuのロケール設定を確認してみる。コマンドで下記を入力した。

# locale

LANGやLANGUAGEが空欄になっている。まさかの地域設定が未設定であった。

当初はMariaDBの設定を疑ったが結果的にOS側の問題であった。

解決編

下記サイトを参考にUbuntuのlocale設定を変更。

Linux OS ubuntu のlocale 設定

https://qiita.com/valzer0/items/d7166a27c156b0699655

日本語関連のパッケージをインストール。ibus-mozcはGoogle日本語入力のオープンソース版らしい。

apt install language-pack-ja-base language-pack-ja ibus-mozc

その後、bashの設定ファイルに言語設定を書き込み。

echo 'export LANG=ja_JP.UTF-8' >> ~/.bashrc
echo 'export LANGUAGE="ja_JP:ja"' >> ~/.bashrc

Tera Termにて再ログイン後、locale設定を確認。

日本語文字セットのjp_JP.UTF-8が設定された。

MariaDBに冒頭のクエリをコピー

正しく日本語が入力されるようになった。

めでたしめでたし。

参考

Linux OS ubuntu のlocale 設定

https://qiita.com/valzer0/items/d7166a27c156b0699655

いつもの

記事の正確性については無保証です。

  • この記事を書いた人
あっきー

あっきー

とある企業の研究者。研究分野以外に手を出しすぎて毎日が慌ただしい。 研究者の肩書きが正しいかどうかは万年の謎。 得意ジャンルはデータベースとセキュリティーですが、AIやIoT、アプリ開発など、手広く活動しています。

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